1905年に開通したトンネルで、国の重要文化財に指定されている!
旧天城トンネルは、正式名称は「天城山隧道(あまぎやまずいどう)」といいます。
1905年、明治時代に開通した、日本で初めての総石造りの道路トンネルとのことです。これを作るのに大変な苦労があったことだろうというのも実際に見ると感じることができます。
訪問をレポート!
さて、それではさっそく訪問の様子をレポートします。
伊豆半島の真ん中を通る国道414号から狭い道に入っていくとこの場所にたどり着きます。
道中はこんな感じです。道幅が広いところと狭いところがあります。写真ではそこまで狭くは感じないかも…?
この時は夕方、日没1時間前に訪問ということもあり、この場所に着くまですれ違う車はいなく、細い道でも問題なくたどり着くことができました。
細い道をどんどん進んでいくと、そこにはひっそり佇むトンネルが!
実際に車を降りてトンネルを覗いたところ、空気がヒンヤリしていました。トンネル内は照明が付いていますので、真っ暗ではありませんが、運転をしているとかなり暗く感じました…。
なんだか、風情がありこれは一度、肉眼で見ていただきたいですね。歴史を感じる造りです。
この日は、車とはすれ違いませんでしたが、何台ものバイクとすれ違いましたので、バイクで来られている人も多くいるのだなあと感じました。
小説や映画の舞台になっている!
川端康成の「伊豆の踊り子」や松本清張の「天城越え」の小説の舞台となっていたり、その他にも映画に登場していたりします。
異世界を感じる空間…!
国の重要文化財となっているこのトンネル。
日々の日常からかけ離れた普段は感じることのできない、特別な空気感を感じられます。
写真や映像からだけでは伝わり切らない、やはりこの場に行ったからこそわかる空気感。そして迫力ある、過去の人々が残していった、素晴らしい石造りのトンネル。
是非一度訪れてみてはいかがでしょうか。